健康診断の重要性
早期発見・早期治療のために、定期的な健康診断は欠かせません。
病気がある場合には、症状の進行や経緯を観察し、適切な処置を行います。
特に病気がなくても、健康診断ではどんな小さな異常も見逃さず、将来のことを考えて注意すべきことをお伝えしています。
言葉を話せない動物たちにとって、検査結果は体が伝えるメッセージです。ありのままの健康状態を知ることで、病気予防や早期回復につながります。
健康診断の流れ
レントゲン、血液検査、エコーの3つを基本に診察しています。
血液検査で異常があれば関連する組織を詳しく調べ、糞便検査や尿検査を行うこともあります。
動物たちの性格によっては、暴れたりするなど健康なほどスムーズに検査ができないこともあります。
そのような場合には、できるだけ負担にならないような鎮静や麻酔を行う場合がございますのでご理解の程、よろしくお願いいたします。
また、その場の状況や検査内容によっては、半日お預かりする場合もございます。
あらかじめご予約をしていただくとスムーズです。
受診の頻度
総合的な健康診断は、早ければ2歳から。3歳以上は年1回の受診、6歳以上のシニア期はできるだけ半年に1回の受診をお勧めしています。
犬や猫は、人間でいうと1年間で4～5歳も年をとります。成長も老化も人間よりも早く、年齢や状況によって変化しやすいため、定期的な健康チェックが大切です。
何かあってからではなく、健康を守るために、普段からぜひ動物病院をご活用ください。
